万年筆でも裏抜けしない、ミニマルなポケットサイズのメモ帳「すぐログ」レビュー
モレスキンの万年筆裏抜け問題。
私は、メモ帳を買うときはだいたい無地を探します。この2年間は、モレスキンのハードカバーXSサイズの無地を使っていました。 でも、このモレスキン。万年筆の裏抜けがすごいんです。(泣)
私は普段、万年筆を使ってメモをしています。万年筆のインクを吸い上げている時間や、さらさらとした書き心地が好きで、もう5年以上使っています。 そんな愛する万年筆。使ったことがある方なら同じように悩んだことがあると思うのですが、紙質によっては裏抜けするんです。
万年筆の裏抜け、とは。
メモ帳の右ページをご覧ください。こんな感じに、紙をつきぬけてインクが染みてしまうことです。裏抜け以外は使い勝手もよく、見ないふりをしてモレスキンを2年間使い続けていました。きにしなければいいやって、思っていました。
でもこういうのって、小さなストレスになっているんでしょうね。無意識に、どこへ行っても裏抜けしなさそうな紙質のメモ帳を探してしまうんです。(まるで恋する乙女。)
モレスキンに代わるもっといいメモ帳が現れない。
こづかい制の主婦なので、あわよくばモレスキンよりもいいものを安く買いたい、なんて欲張りなことを思って、100均で探し回ったりもしました。ダイソーの、かの有名なダイスキンも使っています。(これはコスパと全く裏抜けがないというのをふまえた上で、罫線が許容範囲の薄さです。)でもやっぱり、罫線が気になってしまう・・・!無地で小さいサイズのダイスキンが出たら絶対買うのに!
そして理想のメモ帳に出会えないまま、2年が過ぎ、とうとうもう少しでモレスキンを使い切ってしまうというときに。偶然、本屋の文房具スペースの片隅に置かれたすぐログというメモ帳を発見しました!!
「すぐログ」とは。
よく書店や文房具屋さんで見かける、ダイゴー ジェットエース手帳という小型のメモ帳。以前から、「大きさも形もいいんだけれど、罫線があるのがなぁ・・・。」と思っていました。
あとは万年筆でも裏抜けしそうなような、確信の持てない紙質。ネットでジェットエースの万年筆裏抜けを検証している人を探しましたが、本来ジェットエースは付属の鉛筆で書くメモ帳なので、万年筆で使っている人の裏抜けレビューをみつけられませんでした。結局、ジェットエースは買いませんでした。
そして今回見つけたすぐログは、ジェットエースを作っているダイゴーという会社と、ステーショナリーディレクターの土橋さんという方が手を組んで作ったメモ帳です。
名刺サイズの大きさで、小さな鉛筆が背表紙の部分に入れ込めるようになっています。
すぐログに万年筆で書いて裏抜けするか検証してみた。
店頭で紙を触ってみて、ジェットエースと紙質が違うような感じがして、直感で「これは万年筆でも裏抜けしない紙っぽい!」と思い、買ってすぐさま書いてみたいところ。(万年筆のインクはペリカンのブルーブラックを使っています。)
まずは1ページ目をいつもと同じ感じでメモしてみます。
そして2ページ目。若干の透け感はあるものの、全く裏抜けしていません。ストレスなく、全く意識せずに2ページ目を使うことができました!
すぐログのいいところ。
万年筆でも裏抜けしない。
罫線がなく、干渉しないくらいの薄いドット。
メモ帳の表紙の色と質感が豊富。(色だけでなく、puレザーの通常タイプかマットタイプかまで選べます。)
モレスキンより安い。(定価は¥648ですが、アマゾンを見たら安く販売されていました!)
小さいけれどガバッと開くので、思ったよりもいっぱい書ける。
ポケットに入れているのを忘れてそのまま寝てしまうくらい、違和感がない。しゃがんでも落ちない。
鉛筆が付いているので急なときにもパパッと書ける。
意外とこの鉛筆の書き心地がいい。(もっと芯が硬くて薄いかと思ったら、適度に濃くて柔らかかった。)
まとめ。
メモ帳に万年筆の裏抜け問題、解決です。
すぐログ、大きさも3種類あります。今回私が買ったものは1番小さいすぐログです。当分、すぐログをメモ用に、ロイヒトトゥルムを情報記録用に使っていきたいと思っています。
ダイゴー メモ すぐログ 鉛筆付き 手帳 | ||||
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私はほとんどのネットショッピングを楽天でしていますが、すぐログは送料の関係もあってアマゾンの方が安かったので、アマゾンで追加分を買いました。
すぐログ information
ステーショナリーディレクター 土橋正氏 企画・監修 えんぴつ付きミニ手帳 「すぐログ」 | 2019年版手帳 | 手帳(ダイアリー)のダイゴーオンラインショップ