自由の減った大人たちに送りたい、ストレス解消方法。破壊する日記、レック・ディス・ジャーナルをやってみました。
大人になるとできないことも、いっぱいあります。
最近、息子に生まれて初めての色鉛筆をあげました。
青か緑ばっかり使いたがります。顔に色を塗ってくれました。(親がお絵かきを楽しみました。)
はじめてのお絵描きクレヨン Baby Color を買ったのですが、うちにあったおさがりのクーピーの方が好きらしいです。
とっても嬉しそうにお絵かきをしていて微笑ましいかぎりなのですが。
やってくれました。たたたっとテレビの方に駆け寄ると、テレビに描き始めてしまったのです。 あ!と思ったときにはもう、テレビには緑色の線が引かれていました。
そういえば「テレビに絵は描いちゃダメ。」なんてこと、子供の頃は知らなかったんだよなぁ。子供だからできることだよなぁ、なんて、ちょっと感心してしまいました。(ダメ!とは教えておきました。またやられると困るので。)
ダメなことをやるって、ちょっとしたストレス解消になりますよね。
普段、「ダメ」だと思っていることをやるっていうのは、ドキドキして、清々するような気持ちにもなります。
人に迷惑のかかることをするというわけじゃ、なく。
たとえば。
夜中に食べるピザは格別においしい。とか。
本は大事に扱わないといけないけれど・・・思いっきり破いたり、コーヒーを吹きかけたりしたらどうなるかな、とか。
前置きが長くなってしまいましたが、そんな破壊欲求を叶える本が、あるんです。
WRECK THIS JOURNAL(レック・ディス・ジャーナル)をやってみました。
あらゆる破壊欲求を満たしてくれる、レック・ディス・ジャーナル つくることは、こわすこと。
いつでも破壊できるよう、付箋を貼りまくっています。
中身をいくつか紹介しますので、ネタバレしてしまいます。やってみたいけど中身はお楽しみにしておきたい!という方は、ここから先は読まないでください。
こんなきれいなスクラップのページ。ばっかりじゃありません。破壊行動としては、物足りないですね。
この切手、祖父の遺品である旅の切手を惜しげもなく貼ったのですが、「1番大事なページをあげちゃおう」というお題がのちのち出てくるので、誰かにあげなくちゃなりません。(笑)
あとは、こんなお題。
この本と一緒にシャワーを浴びよう!
水彩色鉛筆で模様を描いてから、思いっきり浴びせてやりましたよ。
お風呂から出ていたときに私が笑っていたので、夫が「破壊、うまくいったみたいだね。」と言いました。(笑)
たぶんこの先の人生で、風呂あがりにこのようなセリフを言われることは、もう2度とないでしょう。
他にも「この日記にひもをくくりつけてひきづりながら散歩をしてね。」とか、「このページで紙コップを作って水を飲もう」とか。
けっこうクレイジーだな、とおもったのが「このページを追肥にしよう。朽ち果てる様子を観察!」。
いつも本や日記に対して、こんなこと絶対にしないだろう、という指令が目白押しです。
コーヒーを吹きかけるともう本棚に戻したくないので、このページは捨てるその日にやろうと思います。(捨てる当日にやろう、と思うページが何ページかあります。)
気になる方は、ぜひやってみてください。