長く着られるパーカーを探す。和歌山にある吊り編み機で編まれたスウェット生地。
世界中のどこを探しても和歌山にしかない、吊り編み機。
丈夫で、何年も着ることができて、布の経年変化も楽しめる。そんなスウェットを探している方には、和歌山の吊り編み機で編まれたスウェットをお勧めします。
吊り編み機は、カットソー生地を編む機械です。カットソー生地とは、スウェットやTシャツなどの伸びる生地のことです。1960年代以前には世界的に主流の機械でした。
時代は「大量消費」「ファストファッション」を求めるようになり、経済も早く回るようになり、いいものを長く使う人が減ってきました。
すると、シンカー編みという吊り編み機の20〜30倍もの速さで編める機械が主流になりました。シンカー編みは、糸に強い力がかかるので、生地にストレスがかかります。
吊り編み機の仕組みは、ミノムシのように天井からぶら下がった織り機に糸をかけて、編まれていく生地が下に落ちる重力を利用して編まれます。そのため、空気も一緒に編んだようにほわっとなります。伸縮性が高く、破裂強度が高いのだそうです。(破れにくいということです。)
着て洗って、を繰り返すうちに、どんどん体に馴染んでいく感じがします。
そしてなにより、編むときに糸を無理に引っ張らないので、糸に負担がかかりません。そのため、丈夫で長持ちするのです。
和歌山の吊り編み機を使ったパーカー。気になった2つのブランド。
LOOPWHEELER (ループウィラー)
吊り編みのスウェットで代表的なブランドが、ループウィラーです。
吊り編み機を英語で言うと「Loopwheel machine」。ブランド名は、ここからきています。
ブランド名に吊り編みの名前をつけるだけあって、吊り編みのスウェットに特化したブランドです。 メンズSサイズなら女性も着られそうです。様々なブランドとのコラボスウェットも出しています。
楽天の中古を見たところ、ビームスとコラボしているものは丈も短くて、薄めなよう。女性でもぴったり着られそうでした。厚さも様々に選べます。私は厚めがいいかなー。
私が1番惹かれているスウェットですが、値段が高めです。ゆくゆくは買うと思います。安い中古の掘り出しものがあればorお小遣いがたまるまで、保留です。
追記
ループウィラーのパーカー、古着で状態もよくてサイズもぴったりなものに出会えました。購入して、ワードローブが1着増えました。
これで、12月21日現在、持っているパーカーの数は2着。scyeのパーカーとループウィラーのパーカーです。
scye (サイ)
シルエットが細めで、きれいめに着たい人に人気なようです。裏が起毛になっているので、保温性もあります。 ちなみに私は、scyeのパーカーを購入しました。冬に着膨れせず、きれいめに着たい(白シャツに合わせたい)と思っているので、こちらに決めました。
吊り編み機を使ったパーカー、他にもあります。
吊り編み機を使ったパーカーをネットで調べて探しまわると、いろいろ見つかりました。 今後、買い換えてパーカーを着比べるためにも、ブランドを書いておこうと思います。
sanca
FilMelange(フィルメランジェ )
BARNS (バーンズ)